プロフィール "Sorry, this site is only Japanese"

名前 : 月の風 (tsukinokaze)

誕生日 : 極秘

生誕地 : 東京

血液型 : A型

趣味 : 映画鑑賞、音楽鑑賞

好きな映画 : 戦争映画 (シンドラーのリスト、覇王別姫、アンダーグラウンドなど)

苦手な映画 : ドキュメンタリー映画

好きな音楽 : 女性ボーカルもの

嫌いな音楽 : 五月蠅いだけの音楽

好きな食べ物 : 天ぷら、カレー、ビフテキ、とんかつ

嫌いな食べ物 : 香菜

 

「月の風」の由来

由来は諸説色々とあり、今ではどれが正しきかは定かではないが、最も有力と言われているのはこれから語られる話である。

 

彼はボーッと自分の部屋を眺めていた。何故か目に止まったのはCDのライブラリだった。

ライブラリと言っても大したものではない。60枚入りのラックがせいぜい4つ。それも1つのラックにCDがフルに入っているわけではない。

取り合えずCDの枚数など、今はどうでもいい話だが。

重要なのはそこにあったCDだ。いや、彼にとってはCDも重要ではなかったのだろう。

それでは何が重要だったのか...

 

彼はある人が好きだと言っていた言葉を思い出していた。

その人の好きな言葉は「風」だった。

彼はその人が話していたことを振り返っていた。今となっては定かではないが、恐らくこんなような事を言っていたのではないだろうかと。

「風」は決して目に見えるものではない。

しかし、必ず存在している。そして、「風」は私達の周りに必ず在ると。

 

話をCDに戻そう。いや、CDは重要ではなかったな。とは言いつつも、彼はある人のCDを手にしていた。

彼はそのCDに書かれていたファンクラブの名前をじっと見ていた。「Moon Cloud」?

日本語で言えば「月の曇」か?

 

暫く沈黙が続いた。

...

...

...

そして、何かが彼の脳裏に走った、ピキピキーン(一寸、フラッシュバック)。

 

「風」は目に見えないが、必ず存在する。地球上なら。でも、月では存在しない。

必ずしも、目に見えるものだけが唯一ではないし、存在しているもだけが真実でもない。

目に見えなくても、存在していなくても確かなものはある。

そんな想いを込めて名前をつけよう。

そう、「月の風」と。


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